諏訪信仰と仏たち―知られざる上社神宮寺―
11月23日開催の展示解説について、混雑が予想されます。
希望者が多数の場合は、午後2時からも同様の内容にて開催します。
ご不便をおかけいたしますが、ご了承ください。
6世紀半ばに大陸から伝来した仏教は、日本の神道にも様々な形で影響を与えました。古代から中世にかけて、神と仏を一体のものとしてみる「神仏習合」という信仰が全国でうまれ、諏訪社(現 諏訪大社)にも、上社・下社それぞれに多くの寺院や坊が作られるようになりました。
しかし、明治元年(1868)に新政府が出した「神仏判然令」が引き金となり、全国各地で廃仏毀釈運動が起こりました。これにより、五重塔をはじめとした歴史ある寺院や堂は壊され、多くの仏像は諏訪地域の寺院などに移されました。本展示では、150年前に姿を消した諏訪社の「神仏習合」を、現代まで残された貴重な資料をもとに振り返ります。
期 間:令和4年10月1日(土)~11月27日(日)
入館料:一般500円・小中学生150円(団体20名以上 一般400円・小中学生100円)
諏訪地方在住・在学の小中学生は無料
【期間中のイベント】
●ミニ「諏訪社遊楽図屏風」を作ろう!
日 時:11月6日(日)午後1時30分~4時
場 所:諏訪市博物館 学習室
材料費:200円
内 容:発泡スチロールパネルや紙を貼り合わせて、本物の1/10サイズのミニ屏風を作ります。
対 象:小学生以上(小学校3年生以下は保護者同伴)
その他:事前申し込み制、定員20名(10月6日から申込受付を開始します)
●講演会「諏訪の神さまを讃える仏教音楽―『諏方講之式』についてとその実演―」受付終了
日 時:11月12日(土)午後1時30分~3時30分
場 所:諏訪市博物館 学習室
参加費:入館料のみ
講 師:小林崇仁氏(岡谷市平福寺住職・蓮花寺仏教研究所研究員)
岩崎宥全氏(仏法紹隆寺住職)
その他:事前申込制、定員30名(10月12日から申込受付を開始します)
定員に達したため、11月2日に受付を終了しました。
●展示解説
日 時:10月10日(月・祝)午後1時30分~2時
11月23日(水・祝)午後1時30分~2時
参加料:入館料のみ
その他:申込不要
【同時開催・関連イベント】
●企画展「諏訪信仰と仏たち―知られざる下社神宮寺―」
期 間:10月1日(土)~11月27日(日)
会 場:下諏訪町立諏訪湖博物館・赤彦記念館(下諏訪町)
料金、内容など詳しくは諏訪湖博物館・赤彦記念館にお問い合わせください。
●諏訪信仰と仏たち―諏訪上下社神宮寺由来仏像一斉公開―
期 間:10月1日(土)~11月27日(日)
会 場:諏訪地域社寺25箇所
開催会場、拝観料など詳しくは「諏訪神仏プロジェクト」ホームページをご覧ください。