ミニギャラリー展「新寄贈品からみた瀧沢益作の考古学」開催のお知らせ

 当館所蔵の藤森栄一資料(国登録有形文化財)には、大正時代の平野村(現 岡谷市)で考古学に関わる活動を行っていた、 瀧沢益作(明治15年生・昭和26年没・70歳)が蒐集した考古資料が含まれています。その一部は大正13年発行の『諏訪史』第一巻に掲載され、著者の鳥居龍蔵は巻頭文において調査協力に対して感謝を記しています。

 一方で、戸沢充則(岡谷市出身の考古学者)が『岡谷市史』上巻などで記述しているように、瀧沢は文章で調査研究を公表しなかったとして、「蒐集家」とのイメージがありました。
 ところが、岡谷市の自宅にあった瀧沢の資料が令和7年7月に当館に寄贈され、その内容などを見たところ、大正時代に発行されていた新聞への連載投稿記事や、遺跡・遺物に関する手書き記録が存在しており、 瀧沢は考古学の最新の研究法や情報を得て、熱心に、深く理解し、自らの考えをまとめて発表していることが明らかとなりました。

 そこで、すわ大昔ミニギャラリーにおいて、発見された新聞連載記事、 本人直筆の日記、藤森栄一資料中の瀧沢益作旧蔵品を展示して、「考古学研究者 瀧沢益作」について周知する機会を設けます。

 

 なお、本展は、学芸員資格取得を目指す大学生の博物館実習生3名が、パネル作成と設置を行いました。

  

 開催期間:令和8年8月8日(土)~9月27日(日) 

 開館時間:午前9時~午後5時

 展示会場:2階 常設展示室2 すわ大昔ミニギャラリー

 休館日: 月曜日・祝日の翌日

 入館料: 通常とおり